SPECIAL FEATURE特別取材
歴代Angel's Share チームが東京に大集合!
iichiko Design Week 2024を祝福。
#Special Feature
右より、Martinyʼsの渡邉さん、The SG Club 後閑さん、現役のAngel’s Shareメンバーである中山敦史さん、今田恒孝さん。Angel's ShareはNYのカクテルシーンに革命をもたらせた伝説的なバー。1993年にEast Villageに日本のバーテンディング文化と洗練されたクラフトカクテルを融合させたバーとしてオープン、瞬く間に有名に。2022年3月に惜しまれながら閉店しましたが、2023年7月にWest Villageに再オープンして話題に。
<Angel‘s Shareと「いいちこ」の絆!>
ニューヨークの「Angel’s Share」といえば、バカルディレガシーの世界大会チャンピオンである後閑信吾さんをはじめ、GN chanさん、現「Martiny’s」の渡邉琢磨さんなど、有名バーテンダーを輩出してきた名店。
「いいちこスペシャルBar」には、後閑さん、渡邉さんに加えて、現役のAngel’s Shareメンバーである中山敦史さん、今田恒孝さんを合わせた4名がゲストバーテンダーとして登場。これだけのメンバーが集まったのは、「いいちこ」との深い絆があったからです。
2013年に初めての米国支社iichiko USAを設立して活動をスタートさせた「いいちこ」。海外の蒸留酒(スピリッツ)と並ぶ酒として、2019年に高アルコール度数の本格焼酎「iichiko彩天」を発売します。
これまでにない麹の旨味を持つ蒸留酒としてその名は知れわたり、「Wine & Spirits」誌でも2019年のTOP SPIRITSに選ばれるなど、快調なすべりだしを見せました。
けれども、その後に来たのが、新型コロナウィルスの猛威です。
米国で多くのバーやレストランが閉店する中、バーの可能性を信じて、とくに日系バーテンダーと寄り添いながら、活動を続けてきたのが、「いいちこ」です。
オンラインでの配信などをバーテンダーとともに行い、バーやお酒の魅力を訴求しつづけました。
そして今回「いいちこ」のデザイン40周年を記念して開催された大型展覧会開催にあたり、日米で焼酎カクテル文化を一緒に広めてきたトップバーテンダーが集結、『iichiko Design Week 2024』に花を添えました。
「Angel’s Share」のオーナーである好田絵里奈(ヨシダエリナ)さん
<焼酎カクテルや『iichiko彩天』の可能性>
今回、チームとともに来日したのが、「Angel’s Share」のオーナーである好田絵里奈(ヨシダエリナ)さん。『iichiko Design Week 2024』に参加した感想をこんなふうに語ってくれました。
「業界初の、焼酎とデザインを強調した、とても素晴らしいイベントでした。エンジェルファミリーが合流して、再会できた事も良かったです」
「iichiko彩天」の今後の可能性については、こんなコメントも。
「『iichiko彩天』が世界的に人気を集めているのには、いくつか理由があります。
滑らかでクリーンな味とユニークなフレーバープロファイルが多くの人に受け入れられ、洗練されたスピリッツを探している人にとっても魅力的でした。
また、ストレート、ロック、カクテルと汎用性があり、他のスピリッツと比較するとアルコール含有量が低いため、健康的なイメージをアピールできます。
さらに、伝統的な生産方法と高品質の食材は日本の職人技によるものですし、日本文化と料理の魅力は、焼酎を含むスピリッツにまで広がり、国際的な関心が高まっています。
こうしたことから『iichiko彩天』は日本市場を超えて、海外へと話題を広げているように感じます。米国でもその波を広げていきたいと思っています。」
Angel’s Share 5代目ヘッドバーテンダーで現在「MARTINY’S(マティーニーズ)」の渡邉琢磨さん
<バーテンダーを魅了する「iichiko彩天」>
バーテンダーとして「iichiko彩天」の魅力を語ってくれたのは、カクテルを振る舞った一人、渡邉琢磨さんです。
今回、「iichiko彩天」を使い、カレーのような風味を再現した「バーモンドミュール」や、柑橘のカラマンシ―にはちみつ、ヨーグルトを加えた「オリーブ&ハニーベスパ―」など4種類を提案した渡邉さん。「iichiko彩天」の特徴をこう語ります。
「はじめて飲んだのは5年以上前になりますが、なんて斬新でフレーバーの豊かな焼酎なんだろうという印象を持ちました。この数年で、当初のフレーバーはそのままに、まとまりある落ち着きがでて、完成度の高さを感じます。今では、なくてはならない僕のスピリッツリストのひとつです」
カレーやフルーツを用いたカクテルを作った理由には、「iichiko彩天」ならではの味わいの深さがあるそうです。
「カレーのモスコミュールを考案したときに、ウオッカではなく『iichiko彩天』を使うと2日目のカレーのような深みが出せたような感覚がありました。また、フルーツやシトラス系のカクテルを合わせたときもボディの深みを感じたので、シンプルな中に複雑味がだせるイメージで使っています」
渡邉琢磨さんのカクテル「バーモントミュール」/ レシピ:iichiko彩天(カレー彩天)、リンゴ、レモン、ジンジャーエール、ベイリーフ、オリーブ
<「iichiko彩天」は日本でも来春発売!>
そんな「いいちこ」の取り組みが、いよいよ日本のバー業界に上陸します!
バー向けの焼酎商材である「iichko彩天」は、来春に販売予定。
本格焼酎をカクテルに活用するバーの波が起きていている中、それを加速するひとつの大きな動きとなりそうです。
「いいちこ」が米国バーテンダーとともに取り組んできたカクテルとしての焼酎の動きを、日本のバー業界ではどのように受け止められていくか。「いいちこ」の今後の展開の期待が高まります。
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