今月のカクテル
旬の新茶+水出し効果

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今月のカクテル
旬の新茶+水出し効果

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提供:Drink Planet 編集部

「青葉アルコール」って?

カクテル?

いいえ、匂いの成分です。

どんな時に感じる匂いかというと、
草や葉っぱをちぎったときの匂い、芝刈りのときの香り、緑茶の缶を開けたときのあのふわっと立ち上がる香りのことです。
独特で青臭いけれど、ちょっとほっと安心できる匂いです。

この匂いの元が「青葉アルコール」と「青葉アルデヒド」という成分なんです。
(アルデヒドの一部は香水やアロマの原料としても使われています)
ほとんどの緑の葉に含まれているこの匂いは、1933年、京都大学の武居三吉教授によって緑茶の香り成分として発見されたもの。

実は、この成分、「新茶」に多く含まれていて、森林浴のような疲労回復効果があるという研究結果もでているとか。
疲労・ストレスを解消して脳の働きを活性化させる効果、それも即効性があると言われているので、仕事を頑張らないといけない時なら、仕事の前ではなく、仕事中に嗅ぐのが効果的らしい!

「新茶」は、秋からずっと養分を蓄えてきたところで初夏に摘むので、格別に美味しさも凝縮されています。
この美味しさを生かさない手はありません!
八十八夜を迎えるこの季節だからこそ、「新茶」も旬のアイテムとして活用してみるのも一案。

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水出し効果をカクテルに!

暑さが増していくこれからの季節には「水出し茶」がおすすめ!

というのは、冷水でじっくり抽出されたお茶は、テアニンなどの旨味や甘味の成分量はそのままで、カフェインなどの苦味や渋味成分の抽出が抑えられるからです。まろやかな緑茶ならではの美味しさが感じられるはず。

お茶の特徴をとらえて、温度や手法を上手く生かせばカクテルへの応用も、新たなシーンでの活用も更に拡大!

今月の3カクテル、是非ヒントにしてください!(下記店舗情報は取材当時のもの)

<画面左>
「Chawari 茶割」 by Gokan Shingo/後閑信吾さん
The SG Club/東京都渋谷区
氷出しに使う茶葉は、櫻井焙茶研究所の櫻井真也さんに茶割用にセレクトしてもらった特注品
茶葉を替えることで楽しみ方が幾重にも広がる一杯

<中>
「YAMATO-TEA GIN TONIC ヤマトティー・ジントニック」 by Miyazaki Tsuyoshi/宮﨑剛志さん
Bar 'Pippin'/奈良県奈良市
水出し茶を生かした奈良尽くしの一杯
キレのある旨味と繊細な味わい、お茶の高い香りを堪能

<右>
「Kagiroi かぎろひ」 by Tanaka Tatsushi/田中達さん
Bar Savant/奈良県奈良市
急冷緑茶を煎れる要領で作る一杯
「奈良ご当地カクテルコンペティション」最優秀賞受賞カクテル

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