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PBO全国カクテルコンペ2013
優勝は徳永あゆみ氏に!
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提供:NPO法人プロフェッショナル・バーテンダーズ機構(PBO)
2013年7月7日(日)、コートヤード・マリオット銀座東武ホテルにて「PBO全国カクテルコンペティション2013」が開催されました。
本大会の参加資格は、PBOメンバーであり、PBOプロフェッショナルバーテンダー認定試験に合格した25歳以上のプロフェッショナルバーテンダーであること。
11回目を数えた今回、全国から27名のバーテンダーがエントリーし、午後2時からのオリジナルカクテル審査に挑みました。
会場には、梅雨が明けたばかりの猛暑日だったにもかかわらず、立ち見の人も多く、大盛況に!
当日は、開会式前に行われた筆記試験の結果とともに、第一部である「創作カクテル審査」のパフォーマンスの点数が合算され、高得点を獲得した上位5名が「ファイナル審査」へと進みます。
午後5時からスタートしたファイナル審査では、ステージに「BAR PBO」の模擬カウンターが設置され、ゲスト審査員の神林茂典氏とPBO理事である松本徹氏がバーのゲスト役に。
10年ぶりに再会したサラリーマンの想定でカウンターに座った二人は、「カクテルのことはあまり知らないので、ショートカクテルで甘めのものを」、「私はアルコール強めで、辛口のものを」などリクエストし、日常のバーの一コマを演出しながら審査がスタートしました。
バーにやってくるゲストとして、世間話や趣味など他愛のない会話を繰り広げながら、「バーテンダーさんは、どんな趣味があるのですか?」、「たくさんお酒がありますが、普段どういう風に勉強しているのですか?」、「バーテンダーさんのやりがいや大変なことはどんなことですか?」など、コミュニケーション能力を見る質問とともに、できあがったカクテルの完成度が審査されました。
その後、新製品を使ったカクテルが各種披露されたカクテルパーティーを間に挟み、19時40分、ついに審査結果の発表タイムに!
その前に、今回の総評について、PBO理事である松本徹氏から、審査員たちからのアンケート結果をもとに次のようにコメントがありました。
「創作カクテル審査では、『シェイカーに入れた分量がレシピ通りでないものがあった』『おどおどした演技があった』『スロースタイルが不自然なものがあった』といった技術力に関するマイナス面を挙げた審査員がいました。また、味わいの面では『冷えが弱いものがあった』『アルコールの苦味があるものがあった』という意見もありました。練習不足と思われる選手もなかにはいたので、しっかりと備えて挑んでいただきたいです」
そして、優勝であるMVB(モスト・ヴァリアブル・バーテンダー)には、本大会初出場となる、福岡「バー・セブンシーズ」に所属する徳永あゆみ氏に決定!
オリジナルカクテル「ロザリオ」で表現されたバランスのよい味わいや、ファイナル審査での物腰やわらかな接客が評価されたようです。
徳永氏は「バーテンダーの経歴は3年半で、まだ始まったばかり。毎日練習を見てくださった先輩、師匠、お客様のおかげでがんばることができました」と喜びをコメント。
また「今はバーのセカンドの立場として、店長や他のスタッフとの連携を大切にしています。もっと接客の技術も磨いていき、将来的にはお店の先輩方が受賞しているカクテルアワードでも賞を取れるように頑張りたいです」と、今後の意気込みを語ってくれました。
そのほか、2位には11回連続出場の快挙を遂げた田村誠氏(神奈川・Bar Brilliant)、3位には高野亮氏(東京・バー・ジェムストーン)、ベストテクニカル賞には渡邊優氏(東京・Bar Tenderly)、ファイナリスト賞には森山照彦氏(福岡・Bar Oscar)が輝きました。
入賞されたみなさま、おめでとうございました!!
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