RÉMY MARTIN Bartender Talent Academy
2024 JAPAN 300 YEARS ANNIVERSARY

SPECIAL FEATURE特別取材

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[vol.01] - グランドチャンピオン大伴祐司さんインタビュー!

#Special Feature

文:Drink Planet編集部

今年2024年は、1724年に創業したレミーマルタンの300周年アニバーサリーイヤー。その祝賀セレモニーのハイライトとして開催された「レミーマルタン バーテンダー タレント アカデミー 2024 ジャパン 300 イヤーズ アニバーサリー(RÉMY MARTIN Bartender Talent Academy 2024 JAPAN 300 YEARS ANNIVERSARY)」において、「Zentis Osaka Upstairz」の大伴祐司さんが見事グランドチャンピオンに輝きました!

創業1724年、300周年アニバーサリーイヤー!

1724年にフランス・コニャック地方に創業して以来、その力強さとエレガンスの絶妙なバランスが世界中で称賛されてきたコニャック・フィーヌ・シャンパーニュ、レミーマルタン。

大手コニャックメゾンのなかで唯一、ワイングローワー(葡萄栽培農家兼ワイン醸造家)をルーツとし、現在もフィーヌ・シャンパーニュ・コニャックのみに特化したコニャックづくりを続けています。

その間、実に300 年!

そう、2024年はレミーマルタン創業300周年のアニバーサリーイヤーなのです。

2024年6月26日、東京エディション虎ノ門 GOLD BAR AT EDITIONにおいて、「レミーマルタン 300 YEARS アニバーサリー セレブレーション」が華々しく開催されました。

そのハイライトとなったのが「レミーマルタン バーテンダー タレント アカデミー 2024 ジャパン 300 イヤーズ アニバーサリー(RÉMY MARTIN Bartender Talent Academy 2024 JAPAN 300 YEARS ANNIVERSARY 以下、BTA 2024)です。

今回は300周年記念パーティーの模様と、コンペティションBTA 2024の優勝者とファイナリストのインタビューをお届けしましょう。

レミー コアントロー ジャパン株式会社ゼネラルマネージャーのザビエ・タロさん(右)。

レミー コアントロー ジャパン株式会社ゼネラルマネージャーのザビエ・タロさん(右)。

次の300年も比類なきコニャックづくりを!

シックな黒を基調としたレミーマルタンらしいエレガントなパーティー会場には、バー業界関係者やインフルエンサー、メディア関係者が集い、ウェルカムドリンクとして「The Remy Sidecar Cooler」が振る舞われました。

レミー コアントロー ジャパン株式会社ゼネラルマネージャーのザビエ・タロさんはこんな風に述べました。

「レミーマルタンは1724年に創立以来、次世代から次世代へ、比類なきコニャックをつくるというヘリテージを継承してきました。熟練された手作業とイノベーションを組み合わせ、それを受け継ぐことによって、未来に向けた『持続可能な卓越』を構築してきたのです。今年300周年を迎え、レミーマルタンは次のレガシーへ。次の300年も比類なきコニャックをつくり続けていきます」

祝杯用に振る舞われたのは、数量限定の「レミーマルタン クープ 300周年記念ボトル」。

300年歴代のセラーマスターに大切に受け継がれてきた「レゼルヴ・ペルペチュエル」に290周年記念のオー・ド・ヴィーをブレンド、そして290周年記念オー・ド・ヴィーにも275周年記念オー・ド・ヴィーをブレンドしてつくられた一本です。

この希少なコニャックを、なんと会場全員で乾杯(Sante)!

続いて「XO Gold Fashioned」や「The Remy Sidecar Cooler」がサーヴされ、さらには「レミーマルタン バーテンダー タレント コンペティション ジャパン 2022」でグランドチャンピオンに輝いたザ・リッツ・カールトン京都「The BAR」の竹下 健一さんがアワードカクテル「Foredriver」や「Bonapar Tonic」を披露してくれました。

大伴祐司さん Zentis Osaka Upstairz(大阪府)

大伴祐司さん Zentis Osaka Upstairz(大阪府)

初のコンペティションで見事優勝!

さて、気になるコンペティションBTA 2024のほうはというと、厳正な事前審査を経て、以下の4名(プレゼンテーション順)がファイナリストに選出されました。

★佐々木祉穏さん El Lequio(沖縄県)
★市川寛さん Jeremiah(東京都)
★石井さくらさん Four Seasons Hotel Tokyo Otemachi VIRTÙ(東京都)
★大伴祐司さん Zentis Osaka Upstairz(大阪府)

BTA 2024のテーマは「レミーマルタン300周年の歓びのエッセンスを捉える」。

ベースとして使用するのは「レミーマルタン1738アコード・ロワイヤル」。

プレゼンテーションは英語で行われ、6分間で自己紹介から、カクテルのストーリー説明、カクテルメイキング、5名のジャッジへのサーヴまで行わなければなりません。

単なるレミーマルタンへの祝杯ではなく、大切な祝福のひとときを映し出し、メゾンの300年の歩みが培ってきた精神とレガシーを具現化するカクテルを創ることが求められました。

すでにご存知かもしれませんが、グランドチャンピオンに輝いたのは「Zentis Osaka Upstairz」の大伴祐司さん。

大伴さんにとって、初のコンペティション参戦だったんだとか!

グランドチャンピオンとなった大伴さんは、2024年9月にフランス・コニャックで行われる世界大会「RÉMY MARTIN Bartender Talent Academy(レミーマルタン バーテンダー タレント アカデミー)」へ日本代表として出場します。

(Drink Planetでも世界大会の模様をお届けするかも!)

大伴祐司さん のオリジナルカクテル「Rémy’s Heritage」

大伴祐司さん のオリジナルカクテル「Rémy’s Heritage」

チャンピオンカクテル「Rémy’s Heritage」!

大伴さんによるチャンピオンカクテル「Rémy’s Heritage」は、300年の歴史へのリスペクトをテーマにしたもの。

「レミーマルタン1738アコード・ロワイヤル」のフルーティな味わいを引き立てるために使用したのは、日本を代表する2つの葉、橘の葉と桜の葉。

冬も枯れない常緑樹の橘の葉は「永遠」を象徴し、一方、桜の葉は抗菌性が高く、古来より食品の「保存」に使用されてきました。

「Rémy’s Heritage」は、レミーマルタンがこの先何百年も「永遠に保存される」ことを願って創作されました。

具体的には、「レミーマルタン1738アコード・ロワイヤル」をベースに、橘の葉の濃縮水とマラスキーノ、レモンジュース、甘味としてのフラクトースをシェイクし、グラスに注いだら桜エッセンスをスプレー。

塩漬けにした桜の花と桜の葉を飾ってフィニッシュさせています。

日本古来の橘の葉と桜の葉を用いて、レミーマルタンの味わいをキレイに引き出し、独創的な世界観を創出した「Rémy’s Heritage」は、ジャッジはもちろん、会場に駆けつけたオーディエンスからも高い評価を受けていました。

★大伴祐司さんインタビュー

Q BTA 2024ご応募以前の、レミーマルタンというブランドの個人的な印象をお聞かせください。

おいしいブランデー(コニャック)の代表的存在であり、上品で高級感がある。それでいてコニャックとしてのコストパフォーマンスにも優れているという印象でした。


Q 実際に「レミーマルタン1738アコード・ロワイヤル」を使用してオリジナルカクテルを考案・開発するなかで、レミーマルタンというコニャックの印象は変わりましたか?

印象は大きく変わりました!

「レミーマルタン1738アコード・ロワイヤル」はストレートで飲んでもおいしいからこそ、最初はカクテルとして手を加えること自体に抵抗がありました。でも実際にカクテルに用いることで、さらに深みを引き出せるほど重厚なつくりのコニャックだという発見がありました。


Q BTA 2024に参加して、バーテンダーとして得たものはどんなものでしたか?

自分の可能性に挑戦することで、大きな経験値を得ることができました。実は私にとって初のコンペティション。バーテンダーとしてのターニングポイントとなり、自分の新しい扉を開くことができたような気がします。

また大会に出たからこそ、他のバーテンダーの方々がどのように大会に向け挑戦をし、新しいカクテルを考案し、どのような想いを乗せてそのカクテルをつくっているのかを、自分の肌で実感する事ができました。


Q 英語でのプレゼンテーションに向けて、どのような練習に取り組みましたか?

日常生活であまり英語を使わず、自分自身にとって使い慣れない言葉なので、発音やイントネーションを意識して練習しました。正直、かなり苦戦しました(笑)。

これからのバーテンダーにとって英語は必須。また世界大会も英語でのプレゼンテーションだと思うので、この機会に英語をブラッシュアップし、自分の持てる力を最大限に活かしてレミーマルタンの魅力をもっと広めていきたいです。


Q 今後「レミーマルタン」をもっと多くの方に楽しんでもらうには、バーテンダーの視点として、どのようなアプローチが必要だと思いますか?

我々バーテンダーはもちろんレミーマルタンのおいしさを知っていますが、日本の消費者の方々にブランデーに対する古い固定概念が存在しているのも確かです。ですから、我々バーテンダー側からのアレンジの仕方などで、より幅広い層の人々にレミーマルタンのおいしさを知ってもらうことが大事だと思います。

「RÉMY MARTIN Bartender Talent Academy 2024 JAPAN 300 YEARS ANNIVERSARY 」の写真ギャラリー

「レミーマルタン バーテンダー タレント コンペティション ジャパン 2022」のグランドチャンピオン、竹下健一さん。

「レミーマルタン バーテンダー タレント コンペティション ジャパン 2022」のグランドチャンピオン、竹下健一さん。

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