SPECIAL FEATURE特別取材
BUSKER ISLAND CAMP in大阪
[vol.01] -
25名のバスカーバーテンダーが
それぞれの“バスカー愛”を炸裂!
#Special Feature
文:Drink Planet編集部 撮影: 倉科直弘
なんでバスカーがキャンプ!?
大阪・梅田の「OSAKA FOOD LAB」に集まってきたのは、地元の大阪をはじめ、九州や中国、関西など西日本エリアを中心に活躍するトップバーテンダー25名。
(西日本のバーテンダーが集結ってレア!)
(そして濃い!)
このカクテルイベント「BUSKER ISLAND CAMP」に先駆けて、実際に福岡・糸島で1泊2日のキャンプをしたのだそうです。
キャンプでは、焚火を囲んでBBQしたり、テントサウナで汗をかいたり、水鉄砲で打ち合ったり、海釣りをしたり……、もちろんアイリッシュウイスキー『The Busker』(以下、バスカー)について改めて知見を深め、チームに分かれてバスカーカクテルの開発も行ったんだとか。
(実際のキャンプの様子はこちら!)
25名のバーテンダーがバスカーキャンプで得た体験をカクテルに落とし込み、一般のゲストにもバスカーの魅力を知ってもらおうというのが、このカクテルイベント「BUSKER ISLAND CAMP in大阪」ってワケ!
それにしても、なぜバスカーがわざわざバーテンダーを集めて、大自然の中でキャンプを行うのでしょうか?
「バスカーが掲げるアドボカシー・マーケティングの3つのE、すなわちEducation(教育)、Engagement(繋がり)、Entertainment(遊び心)をバーテンダーの皆さまとシェアできる絶好の機会がキャンプなんです。こんな大胆なことをしているのは、世界中でも日本だけ(笑)」と、ジャパンカントリーマネージャーのマッテオ・スカラヴェリさん。
ちなみに2023年は東日本のバーテンダーを招聘して、静岡・伊豆でキャンプを行い、東京・渋谷でカクテルイベントを行いました。
そんなバスカーらしいアプローチもあってか、2023年、バスカーは日本市場におけるアイリッシュウイスキーカテゴリーで販売数第1位を達成しています。
秋には福岡・糸島で1泊2日のキャンプを行い、バスカーに対する知見とバスカー愛を深めました!
ウッディ・ケインさんに直撃インタビュー!
「BUSKER ISLAND CAMP in大阪」には、本国アイルランドからグローバルブランドアンバサダーのウッディ・ケインさんも駆けつけてくれたので、改めてバスカーというブランドについて話を聞くことに……。
ウッディさんは単なるアンバサダーではなく、バスカーを生むロイヤルオーク蒸溜所やブランドそのものの立ち上げにも関わってきた人物。
同イベントでは、得意のアコースティックギターと渋~い歌声も披露してくれました。
「バスカーは2020年に誕生した若いアイリッシュウイスキーブランドです。100%正統派のアイリッシュ! なんだけど、これまでの古臭いアイリッシュではなく、グローバルで、大胆で、型破りで、挑戦的。アイリッシュの新しい時代をつくるウイスキーなんです」
「コンセプトイメージは、ストリートアーティスト。何事にも恐れずに勇気を持って挑む精神、がモットーです。だから、旅や音楽とも親和性が高い。この『BUSKER ISLAND CAMP』なんて、最高にバスカーらしいイベントです!」
グローバルブランドアンバサダーのウッディさん!
バスカーがバーテンダーに愛される理由。
それにしても、リリースまもない(※日本での展開は2021年から)バスカーが、なぜ日本市場でこんなにも支持されているのでしょうか?
「ひと言で表現するなら、ハイクオリティでハイパフォーマンス。要はおいしいのに、手頃な価格設定なんです」
バスカーはバーボン樽、シェリー樽、老舗ブランド「フローリオ」のマルサラワイン樽で熟成を行い、フルーティーな香りと豊かな味わいを生み出しています。
通常、バスカーと同じ価格帯のウイスキーに、高価なマルサラワイン樽を使用するのは不可能。
しかし、バスカーは「フローリオ」と同じILLVA SARONNO社に属する強みを活かして、調達コストを抑えているのです。
「日本のバーテンダーの皆さんは、味わいや製法、こだわりにしっかりコミットしてくれるので、バスカーが支持されているのではないでしょうか? ハイボールはもちろん、フレキシビリティがあるのでカクテル素材としても使い勝手がいい。バスカーをハウスウイスキーに選んでいただいているバーも多いと聞いています。グローバルブランドアンバサダーとして、本当にうれしい限りです」
オリジナルカクテルブースは常に大混雑!
使い勝手最高のウイスキー!
さて「BUSKER ISLAND CAMP in大阪」はというと、西日本のトップバーテンダーたちが一堂に会する貴重な機会とあって、Drink Planetでもお馴染みの有名バーテンダーも多数来場。
もちろんバー好き、カクテル好き、バスカー好きの方々も全国から駆けつけました。
(東京や名古屋、四国、九州の他、わざわざ北海道からなんていうゲストまで!)
25名のバーテンダーが、Group AからEの5組に分かれて、5名ずつ、合計25種類のバスカーオリジナルカクテルを披露してくれました。
残念ながら、すべては紹介しきれないのですが、タブロイドメニューのレシピには「金木犀蒸留水」「クロワッサン」「白味噌」「熱波アロマ」「糸島産トマトみどりちゃん」「焼き芋」「薄紅アオイの酸甘」「ととのいリキッド」などなど、ちょっと想像もつかないような材料が並んでいました。
どうやら25名のバーテンダーたちは、糸島でのキャンプを通してバスカーから相当な刺激をもらったようです。
ちなみに全種類飲みましたが、どれも「!」がありつつも、バスカーの味わいが存分に活かされているのはさすが!
ウッディさんも「だからバスカーは使い勝手がいいって言ったろ!」と満足そうです。
イベント終了後に記念撮影。
2025年も「ナイス・バスカー」で!
カクテル提供の合間には、ラウドロックバンドchasedownの生LIVEやウッディさんの弾き語りも!
MCのスチュワート・オーさんがフロアを盛り上げ、DJチームも最初から最後までいい感じのチューンで繋げてくれました。
まさに、バスカー=ストリートアーティスト!
(実際の「BUSKER ISLAND CAMP in大阪」の様子はこちら!
確かに、これまでのアイリッシュウイスキーのイメージを覆すようなカクテルイベントでした。
2025年も「BUSKER ISLAND CAMP」が開催されるかどうかはわかりませんが、バスカーがアイリッシュウイスキーの新時代を切り開いていくのは間違いなさそうです。
ナイス・バスカー!
Vol.2からVol.6では、25名のバスカーバーテンダーを紹介するとともに、「BUSKER is XXX for U?」という質問に答えていただいています。
こちらも要チェキ!