ジンはますますローカリズム化
GIN-POSIUMで知る最新トレンド!

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ジンはますますローカリズム化
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提供:日本ジン協会

Drink Planet では毎日国内外のトピックスをfacebookでご紹介してきましたが、この1年、中でも関心が高かったものの1つがジン。

登場回数は36回、記事の10%を占める人気カテゴリーです。

先月開催されたGIN-POSIUM『ジンを知るセミナー』でオフィシャルエグゼクティブのアンガス・ウィンチェスターさんが講義された、ジンのトレンドとローカルリズム化について簡単にご紹介!

●ジンのトレンドとトピックス
①Barrel aged
仕上げに樽での熟成を行うタイプ
②Fruits Gin
オレンジ、レモン、ピンクジンなどフルーツを生かしたジン
③Flavored Gin
エルダーフラワー、ハチミツ等がありますが、ジュニパーの風味だけでない
ジンの門戸を開いたとも言えるジン(もちろん、ベースとなるものはジュニパー!)
④Magic Gin
トニックなどを加えると色が変化するジン
⑤Localism
ベルリン・ジンなどがありますが未だ定義付けはありません。
ある程度その国のイメージをもったもので、元々ジンをつくっていなかった国のジンとも言える

●では、ジンのローカリズムとは?

様々なボタニカルを海外から取り寄せるという点からグローバルな飲み物とも言えるジンですが、『クラフト』がジンをローカリズム化させています。

①ベースとなるスピリッツも、地元の素材を使って生産
②ジュニパーも産地を選択できる時代
③ボタニカルの地域性、季節性もジンづくりの1つの要素
④仕込み水でさえ、ローカリズム

例えば、ニュージーランドにはホームディスティラリー向けサイトがあり、様々な蒸留器も販売されています。
しかも、専門家も質問を投げかけるくらい情報満載!(凄い!)
https://homedistiller.org/

単にどのようなボタニカルが使われているかだけでなく、さまざまな土地の文化や食生活と結びついたジンの楽しみ方にも目を向けていきたいですね。

自分たちの生きている地域との関係、人々との関係性、そしてそこの自然との関係を大事にしながら、そういうローカルな世界と連携していくのも、ジンを愛することになるのでしょう。

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ジン協会ではジンの普及・発展に貢献した方々に「ジン・ガーディアンズ」(ジンの守護者)の称号を授与していますが、
第1回目の今回は下記の6名の方々に授与されましたので改めてご紹介いたします。

Mr. Angus Winchester
Gin-Posium
オフィシャルエグゼクティブ

Mr. Jared Brown
SHIPSMITH
マスター・ディスティラー

鳥井 和之 氏
サントリースピリッツ株式会社 
商品開発研究部 シニアスペシャリスト

福田 惠夫 氏
ジャパンインサイト株式会社
代表取締役

Mr. David Croll
株式会社ウイスク・イー 
代表取締役 CEO

大西 正巳 氏
京都蒸留所「季の美京都ドライジン」
テクニカルアドバイザー

●日本ジン協会:
HP : http://cocktail.or.jp/jga.html
Facebook : https://www.facebook.com/gin.associaton/

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