
SPECIAL FEATURE特別取材
「ディサローノ」が「The World’s 50 Best Bars」に協賛する理由!
[vol.01] -
「Bartenders' Feast」@ラッフルズホテル
「ディサローノ 特別ゲストシフト」@Atlas
#Special Feature
文:Drink Planet編集部
2023年10月17日(火)に、世界中のバー関係者をシンガポールに招待して、華々しく発表された「The World’s 50 Best Bars 2023」。今回はそのスポンサーブランドのひとつである、アマレットリキュールの代名詞「ディサローノ」にスポットを当てながら、授賞式の様子や50 Bestに沸いたシンガポールの夜をレポートいたします! Have Fun!
「The World’s 50 Best Bars」アジア初開催!
Drink Planetの読者であれば、2023年10月17日(火)にシンガポールで発表された「The World’s 50 Best Bars 2023」の結果はご存じですよね?
最新の50 Best Bar Listは、当サイトのNews!News!News!でも、お伝えした通りです。
No.1の栄冠に輝いたのは、スペイン・バルセロナの「Sips」。
あのSimone CaporaleさんとMarc Álvarezさんが強力タッグを組んで、コロナ禍真っただ中の2021年にオープンしたばかりの超イケてるバーです(詳しくは後述します)。
それはさておき、アジア初開催となった「The World’s 50 Best Bars」に参加するために、シンガポールには、世界中からトップバーテンダーはもちろんバー関係者やプレスが大挙して押しかけました。
で、この授賞式前後の1週間は、50 Bestオフィシャルのものも非公式なものも含めて、シンガポール中のあらゆるバーで、回り切れないほどのゲストシフトイベントが繰り広げられました(実際、回りきるのは不可能!)。
ラッフルズホテル中庭での「Bartender‘s Feast」。
前夜祭は名門ラッフルズホテルで!
授賞式前日16日(月)の夜には、シンガポールの象徴ともいえるラッフルズホテルの中庭芝生広場で前夜祭「Bartenders' Feast」が開催されました。
ウェルカムドリンクとして、ラッフルズ名物の「Singapore Sling」が振る舞われるとともに、広場中央には4つの有名バーのポップアップが出現!
① イタリア人バーテンダーのLorenzo Antinoriさんが、フォーシーズンズ香港の「ARGO」を去って、香港の中環にオープンさせた「Bar Leone」。
② イタリア・トリノでクラフトスピリッツの蒸留所「ZOPPI DISTILLERY」を運営する革新派のミクソロジスト、Dennis Zoppiさんによるポップアップ。
③ 過去に4年連続50 BestでNo.1を獲得し、現在はイタリア人女性のGiulia Cuccurulloさんがヘッドバーテンダーを務めるロンドンの「Artesian」。
④ ラッフルズホテル シンガポール1階に構える「Million Dollar Cocktail」で有名な「Writers Bar」。(あの「Long Bar」とは別のバー!)
シンガポールにおいて、奇しくもイタリア人バーテンダー3人が顔を揃えるという、なんともユニークな前夜祭となりました。
ちなみに「Bar Leone」のLorenzo Antinoriさんはイタリア人らしく「ゴッドファーザー」を提供していたのですが、アマレットとして使用していたのは言うまでもなく「ディサローノ」!
無粋ながらにその理由を尋ねると「『ディサローノ』を使わない『ゴッドファーザー』は『ゴッドファーザー』じゃないだろ(笑)」とのことでした。
(さすがの一言です!)
それにしても、ブランド関係者やプレス、地元のインフルエンサーなどは多いものの、肝心のバーテンダーが意外にも少ないと思っていたら、それもそのはず、この時間帯はすでにシンガポールの各バーでゲストイベントが開催され、人気のバーテンダーはそれぞれ散り散りになっているのでした。
というわけで、続いては50 Bestオフィシャルイベントのひとつ「ディサローノ 特別ゲストシフト」へGO!
高さ8mの「ジンタワー」で知られる「Atlas」。
「ディサローノ」×Simone Caporaleの夜!
会場となったのは、「The World’s 50 Best Bars 2023」で48位にランクインした「Atlas」。
豪華絢爛なアールデコ調のインテリアと、バックバーの上に聳える高さ約8m、1,400種類以上のジンを陳列する「ジンタワー」で有名なバーです。
(実際に行ったことはなくても、こちらの写真で知っている方も多いはず!)
写真をご覧の通り、優に100人以上のゲストを収容できる大箱バー、しかも月曜日の夜だというのに、まさかのウェイティングでした。
さらにはカウンターの周りにはスマートフォンで撮影をする大勢の人だかりが……。
そのお目当ては「ディサローノ 特別ゲストシフト」のゲストバーテンダー、Simone Caporaleさんに他なりません。
大人気のSimone Caporaleさん。
「The World’s 50 Best Bars」のレジェンド登場!
そう、Simone Caporaleさんは翌17日の「The World’s 50 Best Bars 2023」授賞式で、堂々の1位に輝くスペイン・バルセロナ「Sips」の共同オーナーバーテンダーです。
ご存じの方も多いかと思いますが、Simone Caporaleさんはロンドン「Artesian」で2012~2015年にかけて4年連続で「The World’s 50 Best Bars」のNo.1に君臨した伝説的存在。
同じく料理界の伝説的名店「El Bulli」のFerran&Albert Adrià兄弟シェフのもと、「41°」でヘッドバーテンダーを務めたMarc Álvarezさんとともに、2021年に「Sips」を起ち上げました。
2021年には「The World’s 50 Best Bars」で初登場37位、2022年には3位、ということで、今年はNo.1に輝くのではという期待も込めて、世界中からバー愛好家やバー関係者がSimone Caporaleさんによる「ディサローノ 特別ゲストシフト」に詰めかけたようです。
(それにしても、すごい人気!)
ちなみに、Simone Caporaleさんは最近、1933年創業、バルセロナ最古のカクテルバーとされる「Boadas」の経営を引き継いだため、今回のゲストシフトでは「Sips」ではなく「Boadas」のバーテンダーとして登場しました。
「Boadas」も近い将来、「The World’s 50 Best Bars」にランクインしてくるかもしれませんね。
「ディサローノ 特別ゲストシフト」でサーヴされた「Adonis」と「El Revolver」。
バーテンダーは「ディサローノ」がお好き!?
さて「ディサローノ 特別ゲストシフト」では、「ディサローノ」と同じグループブランドであるアイリッシュウイスキー「バスカー」とコールドブリューコーヒーリキュール「ティアマリア」もパートナーブランドとして協賛していました。
提供されたスペシャルカクテルは4種類。
「Mai Tai」はダークラム、エイジドラム、オレンジキュラソー、ライムに、通常ならオルジェシロップ(アーモンドシロップ)を入れるところを、「ディサローノ」でツイストした一杯。
「Adonis」はシェリー(パロ・コルタド)×スイートベルモットに、「ディサローノ」をプラスすることで、上品かつナッティーなニュアンスを纏わせていました。
「El Revolver」は、バーボンの代わりに「バスカー」、コーヒーリキュールとして「ティアマリア」、さらにシェリー(ペドロヒメネス)とオレンジを加えたもの。
「Jerez Collins」は「ディサローノ」、「バスカー」、シェリー(パロ・コルタド)、ライム、ミントを使用し、ジンジャーエールでアップしたロングカクテルです。
とにかく、Simone Caporaleさんがシェイクやスローイングをするたびに、無数のフラッシュがたかれ、高い天井に響き渡るほどの拍手喝采が湧きおこるエキサイティングな(そして楽しい)雰囲気!
最後にSimone Caporaleさんに「ディサローノ」の印象を訊くと「好きに決まってるだろ。オレはイタリア人だぞ!」とのこと。
そうでした。Simone Caporaleさんもイタリアご出身でした……。
Vol.2につづく。
★DISARONNO(ディサローノ)
https://www.disaronno.com/
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