array(1) { [0]=> array(4) { ["WorldTopic"]=> array(58) { ["id"]=> string(2) "11" ["title"]=> string(80) "空前のカクテルブームに沸く アメリカンカクテルの系譜。" ["caption"]=> string(258) "ニューヨークやサンフランシスコを中心に、全米中を席巻しているクラシックカクテルブーム。その背景にはなにがあるのか? いま改めて、アメリカンカクテルの系譜を振り返ってみたい。" ["interviewer"]=> string(17) "by Stephen Knight" ["img_main"]=> string(3) "jpg" ["body_main"]=> NULL ["img01"]=> string(0) "" ["img01_caption"]=> string(27) "©The Roosevelt New Orleans" ["h3_01"]=> string(0) "" ["h4_01"]=> string(0) "" ["body01"]=> string(2334) "リーマンショックもなんのその。現在全米中を席巻しているカクテルブーム。その裏に、実は日本人バーテンダーが大きく関与しているのをご存知だろうか。アメリカンカクテルの系譜をたどりながら、その現状をお伝えしていこう。 カクテルは、ジャズやロック同様、アメリカが生んだ最良の発明品のひとつだ。1850年代にはサゼラックやオールドファッションが登場し、アメリカンカクテルの歴史は幕を開けた。1890年から禁酒法がはじまる1920年までの30年間は、いわゆるアメリカンカクテルの「黄金時代」。この間に、マティーニやダイキリ(実際はキューバ発祥)、マンハッタン、ミントジュレップなど、多くのスタンダードカクテルが生み出された。その背景にあったのは、ヨーロッパから押し寄せた大量の移民たち。彼らが持ち込んだリキュールやハーブ、スパイスなどが、ニューヨークやサンフランシスコのカクテル文化に深みと幅をもたらし、さらにはインターナショナルな香りを添えた。 しかし、このアメリカンカクテルの「黄金時代」は禁酒法とともに終わりを告げた。多くの優れたバーテンダーはヨーロッパに逃れ、パリ、ロンドン、ローマなどで店を開き、新たな顧客にベリーニ(ヴェネチア/ハリーズ・バー)、ブラッディメアリー(パリ/ハリーズ・ニューヨークバー)、サイドカー(ロンドン&パリ)などを紹介し続けた。 一方アメリカでは、バスタブ・ジン(バスタブで調合した自家製ジン)や密造酒といった粗悪なアルコールがはびこったため、人々はシロップやクリーム、卵などありとあらゆるものを使って味を誤摩化した。またカナディアンウイスキー(カナダ)やテキーラ(メキシコ)、ラム(キューバ)が、北と南の国境を越えて大量に密輸された。これらは新しいドリンクスタイルを生み出し、アメリカのバーテンダーのレシピファイルに大きな足跡を残すこととなった。 " ["img02"]=> string(3) "jpg" ["img02_caption"]=> string(27) "©The Roosevelt New Orleans" ["h3_02"]=> string(0) "" ["h4_02"]=> string(0) "" ["body02"]=> string(2163) "大恐慌と第二次世界大戦による貧困の後、アメリカ人は思いのままに「カクテル新時代」を受け入れた。1950年代から60年代前半にかけては、コスモポリタン、ネグローニ、グラスホッパーといったセクシーで軽快なカクテルが広がりを見せた。また「ティキ(ポリネシアの神)」文化隆盛の時代でもあり、マイタイやピニャコラーダなどのトロピカルカクテルもシーンを賑わせた。 その後60年代後半にロックが、70年代にディスコの時代がやってきた。ナイトクラブやディスコではドリンクの質よりもボリュームやアルコールの強さにスポットが当てられた。その結果、バーテンダーの仕事は、あらかじめ調合されたカクテルを氷いっぱいのグラスに注ぐだけとなった。そして客たちはできるだけ早く酔っ払えるようにと、テキーラやウオッカをそのままストレートで飲み干した。こうしてクラシックなアメリカンカクテルは、全米中のバーから姿を消した。皮肉なことに、正統なアメリカンカクテルは、日本やヨーロッパでもてはやされ受け継がれていくことになる。 21世紀を迎えると、クラシックカクテルはその起源の国で再発見されていく。若く意欲的なバーテンダーはほぼ100年前のレシピを見直しはじめ、失われていた偉大なるアメリカンカクテルを取り戻そうとしている。単にクラシックなレシピを再現するだけでなく、新たなレベルの洗練と独創性をプラスしながら……。 しかし、である。これら若く意欲的なバーテンダーは、実は日本人であるケースが多い。空前のカクテルブームを受けて、多くのバー&レストランは有能な日本人バーテンダーを雇い、アメリカ人バーテンダーは日本人からスキルを盗もうと躍起になっているのが現状だ。アメリカンカクテルの今後やいかに!?" 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01.04.2010

空前のカクテルブームに沸く
アメリカンカクテルの系譜。

America

SPECIAL FEATURE特別取材