【新型コロナウイルスに関する
世界のバー事情レポート①】上海編

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【新型コロナウイルスに関する
世界のバー事情レポート①】上海編

#World Topics CHINA

世界的に拡大の一途をたどる新型コロナウイルス。飲食業界にも多大な影響を及ぼすなか、少しずつ終息に向かいつつある上海からのレポートをお届けしたい。国や事情はそれぞれ違うけど、バー業界にとって少しでも役に立つことを願って。

Akiko Hagiwara(上海在住)

Photos by Masato Nagafune

Photos by Masato Nagafune

日常が戻りつつあるという上海。

2020年3月末現在、上海市内は行く先々での検温、「随申碼(ヘルスコード)」の提示(※1)、外出時にマスク着用が義務づけられていること以外、おおむね日常が戻りつつある。

レストランやバーは、通りを見渡した限りでは8割ほどが営業を再開しているだろうか。

お客さんもそれなりに入っている。

店員のマスク着用、検温、店内の消毒、換気、ドアの開閉時に手を触れずに済むよう入り口のドアを開け放つといった一般的な対策のほか、食事中に外したマスクを入れておくビニール袋を配布する、利用客の連絡先を記入してもらうなど、それぞれの店舗が店ごとに工夫をしながら営業している。

編集部注※1 「随申碼(ヘルスコード)」とは、自分のスマートフォンに健康状態(重点地域に行っていないこと、隔離中ではないこと)を証明できるQRコード登録。外国人も居住者はほぼ全員登録している。

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