2023年はどうなる!?
カクテル&バー最新トレンド予測。

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2023年はどうなる!?
カクテル&バー最新トレンド予測。

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コロナ禍はまだまだ続きそうですが、ようやくウィズ・コロナが浸透し、旅や外食の制限も通常モードになりつつある2023年。日本のバー業界はどうなる? さらには海外のバー事情は? Drink Planetが変化球や希望的観測も交えて2023年のトレンドを大予想!

Drink Planet編集部

メキシコシティの「Licorería Limantour」には、テキーラやメスカルを求めて、世界中からバーラバーが集まる。

メキシコシティの「Licorería Limantour」には、テキーラやメスカルを求めて、世界中からバーラバーが集まる。

➀ テキーラ&メスカルのプレミアム化が止まらない!

1923年に山崎蒸溜所が創業したことから、2023年はジャパニーズウイスキー100周年のメモリアルイヤーなんて言われていますが、世界的に見るとウイスキーよりも断然テキーラ&メスカルなんだそうです。

そして単にテキーラ&メスカルがトレンドなだけでなく、顕著なのはそのプレミアム化が進んでいるということ。

アイルランドの市場調査会社リサーチ・アンド・マーケッツ(Research And Markets)によると、世界のテキーラの市場規模は2028年までに約143億5000万ドル(約2兆700億円)に達し、この期間の年平均成長率(CAGR)は5.4%になるとされています。

一方、ストレイツ・リサーチ(Straits Research)による最新のデータでは、現在3億3800万ドル相当のメスカル市場は、2023年から2031年の間に年平均成長率(CAGR)22.6%で成長すると言われています。

(20%超えって、スゴ過ぎっ!)

これらテキーラ&メスカルの成長の最大の要因はプレミアム化!

アルコール飲料業界では広範囲で高級化が進んでいますが、テキーラ&メスカルは特にプレミアムやスーパープレミアムの価格帯で最も勢いがあるんだとか。

日本ではいまいちピンとこないかもしれませんが、先日来日したThe World's 50 Best Barsの常連であるメキシコシティのバー「Licorería Limantour」のベンジャミン・パドロン(Benjamin Padron)さんも同じようなことを語っていました。

世界の常識では、テキーラは「プレミアム」、そしてメスカルはNEXTテキーラの「ニッチ」なドリンクと言えそうです。

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