INTERVIEWバーテンダーインタビュー
KIRIP TRUMAN:
独学でカクテル界の最先端へ。
香気成分を軸にカクテルレシピ構築。<前編>
#Interview
Toru Kiriyama/桐山透
「KIRIP TRUMAN」のカウンター席。
頭のなかのイメージを具現化した店づくり。
「ゴチャゴチャして見えるかもしれませんが、私の頭のなかを具現化したお店です(笑)」
そうオーナーバーテンダーの桐山透さんが語る通り、さまざまな要素が詰め込まれていても、不思議なバランスで調和している。
スケルトンから設計だけお願いして、カウンターや天井、窓際の造作まで、内装はほぼご自身が仕上げた。
桐山さんが、大阪のビジネス街である北浜にBAR「KIRIP TRUMAN」をオープンしたのは2017年7月と、5年以上前のこと。
お店がある北浜・土佐堀通沿いは、広域本町ビジネス街の北端。
川に面した立地も相まって、北浜のなかでも特にカフェが多いエリアだ。
どちらかというと、夜は早く、バーは数軒が点在するくらい。
「オープン当初は今と違って、赤白泡8種類のグラスワインと数百本のウイスキーの二刀流バーで、客層はアッパーな30代から60代の方でした」
ワインに代わって、カクテルに力を入れだしたのは2019年頃から。
「カクテルブックも自作するようになり、これからという時にコロナ禍でした……。もとからバーラバーの分母が少ない上に、近隣の大きな会社ほど飲み会禁止のお達しが出て、飲み歩く人はさらに減りました」
そこでチャレンジしたのが、従来の客層とは違う層へのアプローチだ。
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