Bar Super Nova:
横浜から日本全国へ!
ペルーの蒸留酒、ピスコを広める旅。
-前編-

INTERVIEWバーテンダーインタビュー

Bar Super Nova:
横浜から日本全国へ!
ペルーの蒸留酒、ピスコを広める旅。
-前編-

#Interview

Yutaka Ishii/石井豊

毎月のように各地でピスコに関するセミナーを行っている「Bar Super Nova」の石井豊さん。ピスコサワーのおかげでその名は知っているものの、ブドウから造られる南米の蒸留酒ということ以外はほとんど知らない、という人は多いのではないだろうか。石井さんがピスコに傾倒してから、輸入するボトルを探すために向かったペルーへの旅までを追う。

文:いしかわあさこ 撮影:秋山枝穂

横浜で約10年、都内で2年ほど修行後、石井さんが2010年にオープンした「Bar Super Nova」。インフュージョンカクテルやシングルモルト、リキュール、葉巻など豊富に取り揃える。

全国40カ所でピスコセミナーを開催!

ケブランタ、ウビーナ、モジャール、ネグラクリオジャ、イタリア、トロンテル、モスカテル、アルビジャ。

そう書かれた紙の上にプラカップが並び、ピスコが注がれる。

「ペルーのピスコで、最も生産量の多い非芳香品種のケブランタはタカマ・デモニオのプロをご用意しました。ウビーナは、フンドデルパラルのプレミアムです」

横浜・関内で「Bar Super Nova」を営む石井豊さんは、全国各地へピスコを広めるために自弁で赴き、2022年からセミナーを開催している。

これまでに訪れた場所は約40カ所。

ペルー南部の都市・イカを代表するボデガのひとつ、トレス・ヘネラシオネス(Tres Generaciones)を広めることからスタートし、セミナー以外でも知り合いのバーテンダーに連絡を取ってピスコを試飲してもらっていたという。

なにが彼を突き動かすのか。

「楽しいから、が一番の理由です。普通に旅行するよりもその街やバーを深く知ることができますし、その地域と南米との関わりも興味深い。インターネットがいくら発達しても、実際訪れないとわからない文化が山ほどありますよね。セミナーでアウトプットするだけでなく、各地でインプットもしています」

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