INTERVIEWバーテンダーインタビュー
DUKES BAR:
ロンドンのレジェンドが出迎える
世界一有名なマティーニバー!
- 前編 -
#Interview
Alessandro Palazzi/アレッサンドロ・パラッツィ
ベルモットをグラスに纏わせる手さばきは流麗!
伝説のデュークスマティーニ!
霜がつくほど冷凍した大ぶりのフローズングラスにベルモットを素早く注ぎ、手慣れた様子でグラスをくるくると回しながらベルモットをグラスに纏わせていく。
次の瞬間、余分なベルモットを床のカーペットに投げ捨て(ここでゲストから大歓声!)、これまたキンキンに冷えたロンドンドライジンをおもむろに注ぎ入れる。
続いて、イタリア・アマルフィ産の大きくて肉厚なオーガニックレモンの皮を切り出し、両手でしごくようにツイストしながら、これでもかというほどレモンの油分をグラスにかけ、最後はレモンの皮でグラスの縁を撫でるように香りづけしていく。
この一連の流れを、すべてゲストのすぐ目の前で行う。
今でこそ「The Connaught」や「The Dorchester」などロンドンの他の高級ホテルバーでも見かけるようになったトロリーサービスは、ここ「DUKES BAR」が発祥だ。
「当店はこぢんまりとしたバーだからね。カウンターも驚くほど小さい。ですから、お客さまと親密な雰囲気を醸成する意味でも、このトロリーサービスが最適なんです。私が始めたわけではなくて、これが1908年創業のホテルの伝統。狭いカウンターにいるよりフロアに出たほうがずっといいでしょ(笑)」
そう話すのは、2007年から「DUKES BAR」のヘッドバーマンを務めるアレッサンドロ・パラッツィ(Alessandro Palazzi)さん。
「だいたい1日に300~350杯のマティーニをつくるよ!」
(スゴっ!)
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