Dry/Wave Cocktail Studio:
バンコクバー業界のダ・ヴィンチが
満を持して開業したオウンバー!
-前編-

INTERVIEWバーテンダーインタビュー

Dry/Wave Cocktail Studio:
バンコクバー業界のダ・ヴィンチが
満を持して開業したオウンバー!
-前編-

#Interview

Supawit 'Palm' Muttarattana/スパウイット・“パーム”・ムッタラッタナー

今、世界から注目が集まっているバンコクのバーシーン。先日発表されたAsia's 50 Best Bars 2024でも4店がランクインするなか、今年開店したばかりにもかかわらず、初登場で98位につけたのが「Dry/Wave Cocktail Studio」だ。オーナーバーテンダーであり、バリスタ、ビバリッジディレクターなど多彩な顔を持つスパウイット・ムッタラッタナー(Supawit Muttarattana)=通称パーム(Palm)さんを直撃した!

文:Umemoto Masao(バンコク在住)

大木が建物を貫く印象的な外観。

激戦区トンローに2024年オープン!

バンコクのなかでも、特にレベルの高い飲食店がひきめしあうトンロー地区は高級住宅街でもあり、富裕層や外国人が多く居住している。

そういった人々のニーズに応えることができるレストランやバー、カフェが次々と増えていき、結果、ミシュラン掲載レストランや50 Best Barsランクインバーが多く生まれている。

そんな場所に、また新しい注目のバーが2024年1月に誕生した。

「Dry/Wave Cocktail Studio」だ。

トンロー地区の大通りからタイ語で「ソイ」と呼ばれる小道に入り、数分歩いて今回のバーへやって来た。

そこで目につくのが店の前面を貫く大きな木。

「去年の夏、物件探しをしている時期に、妻と愛犬と一緒に散歩をしていて、ここを発見しすぐに契約を結びました。決め手は樹齢50年というこの木です」とパームさん。

眼鏡をかけた学究徒的風貌の通り、「学ぶことが楽しくて仕方ない」という人物。

その結果、バーテンダーの枠を超えた幅広い活動をすることに繋がっている。

また絵画や音楽にも造詣が深い。

そんな性格と店名のスタジオ(工房)から、画家・科学者・発明家などマルチな活躍をしたイタリアの偉人であるレオナルド・ダ・ヴィンチを私は連想した。

パームさんの現在の活躍のルーツはどこにあるのか?

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