INTERVIEWバーテンダーインタビュー
Dry/Wave Cocktail Studio:
バンコクバー業界のダ・ヴィンチが
満を持して開業したオウンバー!
-前編-
#Interview
Supawit 'Palm' Muttarattana/スパウイット・“パーム”・ムッタラッタナー
大木が建物を貫く印象的な外観。
激戦区トンローに2024年オープン!
バンコクのなかでも、特にレベルの高い飲食店がひきめしあうトンロー地区は高級住宅街でもあり、富裕層や外国人が多く居住している。
そういった人々のニーズに応えることができるレストランやバー、カフェが次々と増えていき、結果、ミシュラン掲載レストランや50 Best Barsランクインバーが多く生まれている。
そんな場所に、また新しい注目のバーが2024年1月に誕生した。
「Dry/Wave Cocktail Studio」だ。
トンロー地区の大通りからタイ語で「ソイ」と呼ばれる小道に入り、数分歩いて今回のバーへやって来た。
そこで目につくのが店の前面を貫く大きな木。
「去年の夏、物件探しをしている時期に、妻と愛犬と一緒に散歩をしていて、ここを発見しすぐに契約を結びました。決め手は樹齢50年というこの木です」とパームさん。
眼鏡をかけた学究徒的風貌の通り、「学ぶことが楽しくて仕方ない」という人物。
その結果、バーテンダーの枠を超えた幅広い活動をすることに繋がっている。
また絵画や音楽にも造詣が深い。
そんな性格と店名のスタジオ(工房)から、画家・科学者・発明家などマルチな活躍をしたイタリアの偉人であるレオナルド・ダ・ヴィンチを私は連想した。
パームさんの現在の活躍のルーツはどこにあるのか?
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