Eavesdrop:
日本の「ジャズ喫茶」に着想を得た
NY版リスニングバー!
<前編>

INTERVIEWバーテンダーインタビュー

Eavesdrop:
日本の「ジャズ喫茶」に着想を得た
NY版リスニングバー!
<前編>

#Interview

Eavesdrop Bar Team/イーヴスドロップ・バー・チーム

NYブルックリンの新興注目エリア、グリーンポイント。ここに日本のジャズ喫茶にインスパイアされたバーが開業し、音楽好きやカクテルファンに人気を集めているという。バーの名前は「Eavesdrop」。共同オーナーのマックス・ダウリビーに話を聞いた。

文:Chiyo Yamauchi(NY在住) 撮影:Omi Tanaka

冒頭写真:左が共同オーナーのマックス・ダウリビー、右がヘッドバーテンダーのジャーミー・アレクサンダー。

リトル・ポーランド→リトル・トーキョー。

日本のジャズ喫茶にインスパイアされたというバー「Eavesdrop(イーヴスドロップ)」は、ブルックリンの北端に位置するグリーンポイント地区にある。

この地区は、歴史的にはポーランド移民が多く住む「リトル・ポーランド」として知られている。

ただ、ここ10年ほどで、新しいカフェや飲食店、レコード店などモダンなショップが増えており、ポーランド系の精肉店やポーランドの国民食ピエロギの店などが並ぶ「昔ながらの商店街」といった街並みには、新旧が入り混じる。

特に近年は、だし専門店や和カフェ、お茶専門店といった日本に関連するビジネスが次々と生まれており「リトル・トーキョー」化が進んでいると、今年のはじめに米紙『ニューヨーク・タイムズ』が報じたばかりだ。

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