INTERVIEWバーテンダーインタビュー
MAZ:
ペルーの食文化を表現する
美食とカクテルの新たなる関係性。
<後編>
#Interview
Santiago Fernandez/サンティアゴ・フェルナンデス by「MAZ」
左から「Amazonian Spirit」、薬草酒「Q‘AQE」、「Coastal Hills」、カニャッソ「CANA MATER」。
レストランを超えた食の研究機関。
「MAZ(マス)」ではカクテルに使用するベーススピリッツ類は、ペルー本国にある食に関する総合研究機関「Mater Iniciativa(マテル・イニシアティバ)」や、クスコ郊外に構えるレストラン兼研究所「MIL(ミル)」などで独自に開発しているという。
たとえば薬草酒「Q‘AQE」は「MIL」のビバレッジプログラムのヘッドであるマヌエル・コントラーレ(Manuel Contreras)さんが中心になって開発したという。
「MAZ」ヘッドシェフのサンティアゴ・フェルナンデス(Santiago Fernandez)さんはこんな風に説明してくれた。
「マヌエルの父親は、アンデスに自生する薬草や野草などを使って民間療法を施す、ある種シャーマンのような存在でした。マヌエル自身もペルーに自生するボタニカルの権威であり研究者です」
「そこでマヌエルの知識とコネクションを使って、『MIL』の近隣の山岳民族たちとともに28種類のボタニカルを採取し、伝統的な製法でつくられたのがこの『Q‘AQE』という薬草酒です」
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