THE HISAKA:
クラフトジンをきっかけに、
いずれは高田馬場をバーの街に!
<後編>

INTERVIEWバーテンダーインタビュー

THE HISAKA:
クラフトジンをきっかけに、
いずれは高田馬場をバーの街に!
<後編>

#Interview

Hiroyasu Ogura/小倉広康 by「THE HISAKA」

岐阜県出身の「THE HISAKA」オーナーバーテンダーの小倉広康さんは、どんなキャリアを経て、どんな想いで、高田馬場にクラフトジンに特化したバーをオープンしたのだろうか? 小倉さんお勧めのクラフトジン8銘柄と合わせて、高田馬場のジンワールドの軌跡をご紹介します!

文:Drink Planet編集部 撮影:Akiko Sameshima

クラフトジンとの運命的な出会い。

「THE HISAKA」のオーナーバーテンダーである小倉広康さんは、岐阜県揖斐川町日坂地区のご出身。

そう、店名の「HISAKA」とは、小倉さんの故郷に由来している。

「岐阜といっても、岐阜市内はおろか、山間にある揖斐川町でもかなりの山奥。はっきり言って、バーやカクテルとは無縁のエリアです(笑)」と話す小倉さんは、高校卒業後、地元のインテリア会社に就職するも、周囲の反対を押し切って、20歳の時に漫画家を目指して上京した。

居酒屋でのアルバイトをきっかけにお酒に興味を抱くようになり、やがて「日比谷Bar」で働くことに。

その後湯島のスペインバルで店長にまで昇りつめると同時に、シェリーやウイスキーの世界にのめり込んでいったという。

シェリーの勉強のためにスペインを周遊していた時に、とあるクラフトジンに出会ったことで、小倉さんの運命は大きく舵を切ることになった……。

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