
INTERVIEWバーテンダーインタビュー
パリの夜遊び仕掛人が放つ、
素材重視のツイストカクテル。
<後編>
#Interview
Adrian and Anthony MASELLI from「Le Fourbi」
ナイトライフとは無縁だったパリ7区に突如として現れた「バー・ル・フルビー」。カクテルの基本はツイストとのことだが、目新しいテクニックや道具を使うわけではない。果たしてそのこだわりはどこにあるのか!?
文:Keiko Sumino-Leblanc(パリ在住)
Photos by Ayumi Shino
現在30~40代のエッジィなパリっ子たちにとって、オーガニック素材は重要な関心要素。
ル・フルビーではオーガニック食材へのこだわりはもちろん、日本でも有名なアラン・ミリアのジャムを使ったり、かの有名シェフ、アラン・デュカスブランドの食材を使用したり……、クオリティーへのこだわりは、実に徹底している。
しかし、こういったこだわりを、全面に押し出さないのがル・フルビーのスタイル。
メニューにわざわざ明記して目玉にせずとも、味わってもらって、喜んでもらうことで、評価があればそれでいいとするスタンスだ。
(こういう姿勢がまたパリっ子にウケる!)
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