【緊急インタビュー/コロナ危機に際して④】
洋酒専門店「千雅」山本修士さん

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【緊急インタビュー/コロナ危機に際して④】
洋酒専門店「千雅」山本修士さん

#World Topics Japan

新型コロナウイルスの感染拡大により、バー業界にも大きな影響がおよぶなか、今回は酒類販売店様の現状をお伺いしたく、大阪の洋酒専門店「千雅」代表取締役の山本修士さんにインタビューしました。皆さまにとって少しでも役に立つことを願って。

Drink Planet編集部

以下のインタビューは、2020年4月30日(木)にご回答をいただいたものです。

Q1
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、大阪(関西圏)のバー・飲食店は現在どのような状況に置かれていますでしょうか。新型コロナウイルスの問題が発生してから現在までの経緯を、時系列でお教えいただけますか。


「大阪のことしかわかりませんが、大阪では4月に入っても、コロナに負けずにバーの営業を頑張って続けていこう、という雰囲気でした。ところが4月6日に、翌7日から大阪も含めた7都府県に『緊急事態宣言』が発令されることが決定すると、休業要請に対する支援金の交付もあってか、バーが一斉に休業に入りました」

「大阪と兵庫のバーは、そのほとんどが4月7日~5月6日まで休業しています。一方で京都や奈良は、最初の7都府県から外れたことで、時短営業で対応してきたバーが多いと聞いています。緊急事態宣言が全国に拡大されてからは、休業しているところが多いようです」


Q2
洋酒専門の酒類販売店である御社には、どのような影響が及びましたか。


「弊社の業務用配送のお得意先は、ほとんどがバーです。ですから4月7日から配送が極端に減り、8日からは週6日の配送を週2回に切り替えました。4月の売上は、前年比20~40%(60~80%減)となりそうです。全国の業務用酒類販売店はどこも同じような状況だと思います」

「通信販売に関しても、弊社の場合は顧客がほぼ飲食店関係なので、前年比約50%と予想しています。一般消費者が購入しやすいamazonや楽天などは、酒類の売上が伸びているかもしれませんね」

「店頭販売は、家飲みの方が増えているので少しは上がっていますが、そんなに極端には増えていません。外からのお客さまが来なくなったからでしょうか……」

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