
INTERVIEWバーテンダーインタビュー
化学実験? それともマジック?
ミラノ発、老舗バーを支える3代目。
<後編>
#Interview
Dario Comini from「Nottingham Forest」
旅で得たインスピレーションをもとに、独創的なカクテルをつくり続けるダリオ氏。ストーリー性があって演出にも十分凝ったオリジナルカクテルは500種類にものぼる。15年ほど前からは分子工学カクテルという最新兵器も投入。革新を突き進むダリオ氏がさらに求めるものとは?
文:Itsumi Sakata(ミラノ在住)
3代続くバー経営という環境下において、アルコールについては知り尽くしてきたダリオ氏。
当然確固たるベースはできた上で、素材の味わいを最高に活かしつつ、視覚や触感からも飲む人をあっと驚せるカクテルの開発に努めてきた。
そのために旅に出た時には、その土地でしか買えないような酒を買いあさる。
当然のごとく、カウンターには日本酒や焼酎などもかなりの数で揃えてあった。
その積み重ねあって、現在カクテルメニューの数は500種類以上。
40ページ以上におよぶメニューリストには、その独創的過ぎるカクテルを理解してもらえるようかなり詳しい説明が添えられている。
現在、スタッフ・バーテンダーは5人在籍し、もちろんすべてのレシピを把握している。
でもその半面、同店のスタッフにしかわからないレシピだらけなので、バーテンダーの一人が病欠したりすると店が回らず、店を閉めなければならなくなることもあるのとか。
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